北ノ沢の住宅

札幌市に建つ年配の親子のための住宅です。寒い地方の住宅は、冬の厳しい環境に合わせて防御的になりがちですが、冬とは全く対照的な夏の快適さを活かすために、閉鎖的である同時に開放的な、新しい住宅を提案しました。

住居全体を包み込むキューブ<四角い箱>の中に、大きな窓やトップライトをもつチューブ状の空間を入れ、閉じた内部に光・音・風・四季などの移り変わりをもたらす仕掛けをつくりました。住居の内部には、中心が明るく開放的、周縁が暗くて親密的という対比的な2つのスペースが生まれています。
小さな住宅ですが、全体が屈曲した空間の連続で構成されていますので、適度なプライバシーを確保しながら、常に視線の先に奥行きや広さを感じとることができます。

 

 

カラー鋼板スパンドレル(角波)とカラ松板貼りで構成されている。
南西立面図

 

光庭よりダイニング方向を見る.「チューブ」の両端と屋根面には大きな開口が取られており、内部に光・音・風・四季などの移り変わりをもたらす。
断面図

Detailed Information

  • 敷地 : 東京都
  • 用途 : 住宅
  • 構造 : 木造
  • 階数 : 2階
  • 建築面積 : 67.37m²
  • 延床面積 : 112.63m²
  • 施工 : 藤田工務店